2023-03-28
こんばんは。blenderの勉強をはじめてもうすぐ半年が経とうとしています。
今回はキャラクターが動くまでの地獄の日々を、思いつくまま吐きださせてください。
2ヶ月くらい前の私は、3Dのキャラクター出来たし、あとは動かすだけだ!ゴールは目の前!と思っていました。
2ヶ月前の私に言いたい。
そこから本当の地獄がはじまるよ。
まず、キャラクターを動かすためには、ボーンという骨組みを入れることからはじまります。このボーンを動かすことで、キャラクターが動きます。そんなわけでキャラクターを動かすアニメーションを作るのであればボーンは必須になります。
それぞれのボーンに名前を振り分けて、親要素、子要素に分けます。
※ちなみに右側だけ作成して「アーマチェア」→「名前」→「自動ネーム(左右)」を選択、その後「アーマチェア」→「左右」を選択すると左側のボーンは自動で生成されます。
ボーンが完成すると、次はボーンと本体を結びつける作業です。
この作業をスキニングと呼ぶそうです。
そんなわけでオブジェクトモードで、統合された本体→ボーンの順番で選択して⌘+Pを押して「自動のウェイトで」を選択すると、本体とボーンが自動で紐づくそうなので、やってみることに。
本体の統合に時間がかかりましたが、なんとか紐づけて、よし、動かせる!!!って思って動かした結果..
は?
は?????
思わずtwitterで愚痴ると、いいねがいくつかついて共感者がいてくれたことに少し安心し、ありがたいアドバイスまでいただきました。(感謝..)
どうやら作りが複雑だと、紐づかないことがよくあるそうで、そんな時は「ウェイトペイント」でボーンの反映エリアを塗っていく作業が必要になります。
そんなわけでですね、ぽちぽちぽちぽち、ボーンを選択しては、そのボーンを動かすと、動けるエリアを塗っていったわけですよ。
一つ一つのボーンに対してウェイトを塗る作業に時間はかかりましたが、なんとか全部塗り終え、「よし、これで動かせる!」と思った結果をご覧ください。
。。。。
もーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
ぜんっっっぜん簡単じゃない!!!!!!!!!!!!!
そしてここで学ぶのですが、人の形をしたモデルを動かすには、ボーンを配置するだけではダメで、ボーンにIKとFKという名前の、ボーンを正常な位置で動かすためのボーンが必要になります。
それが出来たらスキニングに入ります。
この一連の作業をリギングと呼ぶそうです。
ちゃんと始める前にボーンについて調べなさいよって話。
この方の動画が本当に勉強になりました。感謝。
そうしてできたのがこちら
ただ、ボーンの向きが違ったりして、おかしくなったので同じ作業を二回しております。ボーントラップ。
時間をかけて頑張ってやったんだから大丈夫だ。
よし!動かすぞ!ってドキドキしながら動かした結果がこれです。
ここで私は、ついに発狂します。
やってられるか!とお酒を飲み、ふて寝をするのですが、その夜に怖い夢を2回連続で見ました。
それが昨夜の出来事です。
完全にうなされているし、これはもう逃げられないなと。2回目に見た夢は本気で怖かった。
ということで、仕事が終わってからポチポチポチポチ修正に修正を重ね、根気よくミスがあったら何故かを調べ、ポチポチポチポチ…
そしてついに!
全身ちゃんと動かせるようになりました!!!!
そしてついにこの子が歩いたアニメーションがこちらです。
ってことで、まだ修正が必要だし、まだまだやる事があるのですが
とりあえず投げ出さずにここまでやれた自分を褒めたい。
正直投げ出したくなった時もたくさんあったし、やらずに寝た日もあったけど、やはり何かをやり遂げた時の気持ちの良さは何事にも代えがたいなと。(まだやり遂げてないけど)
そして今回本当に引くくらいたくさんのエラーをして、学ぶ事がたくさんあった事、そして色々な動画やブログに助けられたので、私も誰かを助けられるblender記事をいつか書けるようになりたいなと思いました。
そんなわけできっと今夜は怖い夢を見ないで、安らかに眠れる事でしょう。
おやすみなさい。
(追記)
走らせる事もできました!!!やっと次からthree.js編突入です。
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