2022-10-18
以前自分がハマったアニメを年表にまとめてみた記事を書きましたが、その中でも一番好きと書いている「宇宙よりも遠い場所」というアニメについてどうしても記事にしたかったので、今回はこのアニメについて紹介させてください。
いや、自分アニメ見ないんで… と思っているそこのアナタ。
自分の夢をバカにされた事はありませんか?夢が何もなくて、でも何かすごい事したい!と思っていた事はありませんか?もしくは、夢を追いかけてる人を冷めた目で見て少し劣等感を感じた事はありませんか?
このアニメは、そんな経験がある人に是非見てほしいアニメです。
「宇宙よりも遠い場所」は、2018年1月から3月まで放送されたオリジナルアニメになります。放送時口コミでどんどん話題になり、海外でも大変高い評価を受けました。そして2018年12月には、ニューヨークタイムズ紙において「2018年 最も優れたテレビ番組」の海外番組部門の10作品のひとつに選出されて当時大きな話題にもなりました。
あらすじですが、女子高校生四人が南極に行く事を目指す話になります。アニメのタイトルは元宇宙飛行士の毛利衛さんが「宇宙には数分でたどり着けるが、昭和基地には何日もかかる。宇宙よりも遠いですね」と話したことに由来するそうです。
ちなみにアニメでも描かれていますが、高校生が南極に行くのはほぼ無理です。ですが、アニメの主人公たちは決して諦めずに頑張って南極を目指します。その中で色々なドラマが描かれていきます。
「よりもい」が名作だと言われている理由はいくつかあるのですが、私なりに「たまらん」ポイント5つをまとめましたので、読んで頂けると嬉しいです。
このアニメのすごいところの一つにメインキャラクター4人のバランスがとても絶妙に描かれています。必ず誰かのどこかに共感できるキャラクター設定になっていると思います。
誰一人としてかけてはダメだったし、本当にこの四人の関係性が素晴らしいです。
このアニメ、毎回毎回名シーンがありまして、無駄な箇所がありません。なので、騙されたと思ってまずは1話だけでも見てみて!って思います。もちろん後半に連れて話が凄い面白くなっていくのですが、ストーリー構成が本当に素晴らしいです。
やりたいって言うだけなら誰にだって出来て、目標に向かう過程の大変さだったり葛藤を超えた後に、やりたい事をやり抜いた後のかっこよさや気持ち良さをこのアニメはとても上手く描いています。見終わったら、自分も何かやりたい!!!って思わせてくれるアニメです。
このアニメを見て、本当の友達ってなんだろうっていうのがなんとなくわかります。言葉として友達とはこういもの!って言い切っていないけれど、感覚としてわかるところがとっても好きです。
「ざまぁみろ」って言葉でまさかこんなに泣くとは、って思うくらいこの言葉は心に凄くずっしりと響きます。
今回この記事を書くにあたって、改めてアニメを見返したのだけどやっぱり泣きました。5話以降全部泣ける。
何年経っても、何回見ても、いいもんはいい。
ちなみにニューヨークタイムズに載った時の記事はこちらです↓
『日本の南極観測基地を目指す観測隊に参加する4人の10代少女を描いた元気でユーモアあふれるアニメシリーズ』というと、特定の人たちしか楽しめない番組のように聞こえるかもしれない。
しかしこの作品はどの年齢の人が見ても、どの文化圏の人が見ても楽しめる、笑えて泣ける番組なのだ。また過剰に感傷的な描写や、わざとらしい描写はなく、友との絆がどのようにして思春期の不安や悲しみを乗り越えていくかをものの見事に描いている
素晴らしいですね。いい作品は国境も年齢も越えて誰かの心に届くんだなって思います。
さて、ここまで好きな勢いで書いてしまいましたが、果たしてアニメの良さを上手く伝えられたでしょうか… 今回ほど自分の語彙力の無さを恨んだ事はない。
まだまだ話したい事はたくさんありますが、もうほぼネタバレになってしまうので、まだこのアニメを見ていなくてこの記事を読んで少しでも気になった方は、絶対に後悔させませんので是非見てみてください。
きっと十代の頃に感じた何か熱い気持ちを思い出すはずです。
おまけ)
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