2022-10-24
私は昔から脱出ゲームや、ボードゲームが好きです。
最近面白いゲームに出会って改めて良さに気づけたので、今回は体験型ゲームの魅力について語らせてください。
最近はできていませんが、昔はよく脱出ゲームイベントに参加していました。脱出ゲームは仲間と協力しながら、決められた時間内に謎を解いていくのですが、あのワクワクとドキドキ感がとても好きでした。
脱出ゲームの魅力ですが、普段生活する上では決して味わえない体験ができる事だと思います。
体を使ってヒントを探し、短い時間で頭をフル回転させて推理をする事、最初は全くわからなかった謎がどんどん解けていく時の興奮。脱出ゲーム中にアドレナリンがすごく出ていて終わった時にはとてもテンションが高くなります。
そしてストーリー構成がとても良くできているものが多いので、そのストーリーの世界観に入り込まないと決して脱出は不可能です。
ボードゲームは、ゲームプレイ中にその人の人間性がとてもよくわかるゲームだと思っています。初めて会った人とプレイしても、お互いどんな人かすぐわかる為、気があった時には仲良くなるスピードがとても早いです。
そしてここ数年で私の兄が、ボドゲオタクになってしまったのですが、帰省する度によく家族でボードゲームをする様になりました。会話に困る事もないので、ボードゲームを通して“仲良くなったなぁ”って感じる時があります。
人狼ゲームの魅力は、皆を疑ったり騙し合ったりするのですが、嘘をついたりつかれたり、普段会っているだけではわからないその人の人間性が見れてとても面白いです。
ちなみに私は嘘が上手い人が好きです。これだけ言うとやばい人ですが、嘘が上手い人とやるゲームがとても面白いからです。
先日、友人に招待されて「マーダーミステリー」というジャンルのゲームに参加しました。「何も調べないで来てね。」と言われたので、本当に何も調べないで、都内のバーに行きました。
バーのマスターが好きだったみたいで、ゲームマスターとして色々とセッティングがされていました。
そこで私は初めて知ったのですが、「マーダーミステリー」とは、殺人事件を題材にした推理ゲームでした。
参加メンバーが事件の登場人物になりきり、自分の目的を達成するために、話し合ったり交渉したりして自分の目標ポイントを稼いでいきます。そして殺される可能性もある為、駆け引きをしながら生還を目指します。
今回私がプレイしたゲームは、「狂気山脈 陰謀の分水嶺」というゲームでした。
マーダーミステリーは基本的に一つのゲームを一回しかプレイできないのですが、(ネタバレとか見ちゃうと絶対に楽しめません)
この「狂気山脈 陰謀の分水嶺」はよくできていて、ゲームマスターによって犯人が変えられたり、拡張ゲームをプラスすると一度プレイした人が再度プレイできるそうです。(考えた人天才か)
こちらのゲームは5人プレイになります。まず席に着くと、各自に役職が配られ、それぞれ違ったファイルが配られます。そしてそこで、自分のバックグラウンドを知ります(他メンバーには決して見せてはいけません)。
事件当日何をしていて、何を目撃していたかもここで知ります。目標も決まっているので、その目標に何ポイントつけるか、自分でポイントを振り分けます。(ここが結構大事でした)
メンバーの一人が死体を見つけるところからゲームはスタートします。
そして5人で山頂を目指しながら、他メンバーの荷物だったり、死体のまわりを、一人だったりバディを組んだりして調査して、事件の真相に迫っていきます。
内容はネタバレになってしまうので端折りますが、各メンバーのバックグラウンドがなかなか訳ありだった事、複雑に話が絡み合っていてストーリーがかなり面白かったです。
このゲーム、プレイに5時間かかったのですが(休憩を入れると、最短でこれくらいかかるそうです。)面白すぎて体感時間は2時間でした。そして我ながらファインプレイができた事、全員嘘がうまかった事で、終わった後の皆のアドレナリンが凄かったです。
そしてプレイしてみてわかったのですが、「マーダーミステリー」は脱出ゲーム、ボードゲーム、人狼ゲームの全部の要素が合わさったゲームだと思いました。
面白くないわけがないですね。
「マーダーミステリー」にすっかり全員がハマってしまって来月も開催する事が決定しています。
コロナ禍になって、以前より皆で集まって何かをする事がすっかり減ってしまいましたが、やっぱりこうやって顔を合わせてゲームをするのは楽しいなって思いました。
ゲームは勝つ事も大事ですが、それよりも大事なのは、皆でゲームを楽しむ事だと思っています。
仕事で使う脳とはまた違った脳が使えて、いい息抜きになると思いますので、皆さんも息抜きに体験型ゲームはいかがでしょうか。
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